ご無沙汰しております。雲のジュウザです。
“我は雲!行く道は自分で決める!”という謎の名言を残した事でお馴染みですが、
そんなジュウザおじさんが納得できない出来事がありました。
タイトルにもあります「ミ〇ミ〇」とは某不動産大手チェーン店でございます。
大手と言っても、本社直営だけではなく、別の会社が屋号を借りて営業しているフランチャイズ店もたくさんあり、今回の相手はそのフランチャイズ店の方です。
フランチャイズ店とはいえ、一般の人はその看板を信用してお部屋探しに来るわけですから、お客さんも我々も「ミ〇ミ〇さんが・・・」という扱いになってしまいます。
さて、今回は何があったかというと・・・。
僕の会社が大家さんから募集の依頼を受けている(これを元付不動産会社といいます)あるマンションの一室に、お客さんが部屋探しを依頼している業者(これを客付不動産会社といいいます※今回はミ〇ミ〇さん)から入居申し込みが入りました。
これはよくある事で、うちとしても有難い話です。
無事、保証会社やオーナー審査も通り、いざ契約日。
お客さんに話を聞くと、
「申し込みの時にミ〇ミ〇さんに預けた10万円は返ってくるのでしょうか?」
と質問されました。
うーむ、基本的には賃貸の不動産契約において手付金は預からないよう不動産協会からも言われており、まともな業者は預かりません。
契約がまとまらなかった時は全額返金しますという約定の下ならギリ大丈夫かもしれませんが・・。
『そこはミ〇ミ〇さんの範疇ですが、一般的には仲介手数料を差し引いた残りは返してくれると思いますよ。他に何か請求されたのですか?
「えっと、確か消毒費用が・・・。」
ああ・・・、またか。
『それはお客さんの方から頼んだのですか?』
「え?いや、お部屋の消毒してませんけど、消毒しますか?って聞かれて、はいって答えました。」
エイブルさんがきっちりクリーニングしたばかりの部屋に消毒が必要とは思えないけど、
まあ、お客さんが頼んだのなら仕方ないですね・・・。
しかし、うちとしては見逃す訳にはいきません。
なぜならば、まだ契約前の物件の室内に、大家さんや元付業者に何の断りも無く消毒などの施工をして良いはずが無いのでヤンス!
確かに契約の数日前、ミ〇ミ〇の担当者から
「お客さんに部屋の寸法を測って欲しいと言われたので鍵を貸して下さい。」
との依頼があって、交換前の鍵を貸したが、消毒なんて一言も聞いてない。
契約後、ミ〇ミ〇の担当者に電話をしてみました。
『無事契約が完了しました。この度はどうもありがとうございます。
ちょっと気になる事があるのですが、お客さんが消毒費用を取られたと言っていたのですが、それはどういう事ですか?』
「あ・・ああ、それはお客さんから書毒して欲しいと依頼されたので、消毒させて頂きました。」
『ん?いつ?』
「えっと、先日鍵をお借りした時です。」
『いや、消毒するなんて聞いてないけど。』
「あ、スイマセン・・。」
『いや、スイマセンじゃなくて。契約前の物件に勝手にそんな事しちゃダメでしょ。本当にお客さんに頼まれたなら、鍵の引き渡し後にやることでしょ。やっちゃいけない事だって分かってるでしょ?』
「いや、お客さんに・・、あの・・・」
『やっちゃダメって分かってるから、消毒の事言わなかったんでしょ?』
「いや、ダメって認識はなかったです。・・・本当にスミマセン。」
『いやいや、それダメって認識持ってないと不動産業者としておかしいよ。自社管理の物件じゃ無いんだから。ちゃんと事前に承諾得なきゃダメだよ。』
「はい、スミマセン。勉強になりました。」
会社から言われてやっている事だとは思うので、今回はあまりキツくは怒りませんでしたが、
ミ〇ミ〇さんに限らず、募集図面に消毒代やら24時間サービスやらを必須にしてる業者はどこも似たり寄ったりです。
みなさん、気をつけましょう!