出ました!掟破りの再放送!もはやブログじゃない!
でも僕は毎年思い出すことなので、映画やクリスマスソングのように繰り返しても良いと思います。
これは、2013年のクリスマスに書いたブログで、話は1997年~2012年くらいまでの出来事になります。
それでは、再放送をお楽しみ下さい。
さてさて、もうすぐクリスマスです!
世界中の子供達にサンタさんが訪れますように・・・・。
というのも、僕は長男(龍之介)が3歳の頃に奥さんと離婚をしまして、
そのあと半年くらい子供達に会わせてもらえない期間がありました。
そして長男が4歳の時のクリスマスの前に会った時に、
『リュウはサンタさんに何かプレゼントをお願いしたの?』と聞くと、
「・・うん・・・、・・僕たちのところにはサンタさん来ないんだ・・。」と、とても寂しそうに言いました。
『えっ?去年来なかったのか?』
「うん・・。おじいちゃんやおばあちゃんにはプレゼントもらったけど、サンタさんからはもらえなかったんだ・・・。」
(ゴメンよ、リュウ)・・とてもショックでした。
涙が止まりませんでした。
僕は別れた妻に電話をして、その年のイブの夜中に玄関の前にプレゼントを置いておくから、朝までに枕元に置いておいてくれないか。とお願いをしました。
それからは毎年サンタさんが来てくれたと喜ぶ子供達の姿を見る事が出来ました。
僕の中のサンタさんには信念が有って、「子供たちが何が欲しいかなんて気にしない」という信念です^^
「サンタさんがその子にあげたいものをあげる」というスタンスです。
欲しい物はおじいちゃんにでもお願いして貰えばいい。
だから不思議なものが届く時もあります。
一番のお気に入りは『聖剣エクスカリバー ダガータイプ』です。
本物と変わらない位の重さで、革の鞘に入った超カッコイイ剣です!
安全のため、刃先をさらに丸く砥ぎ、ボロ布に革紐で包み、宝箱に手紙と一緒に詰めて届けました。正にゲームやアニメの世界観です。男のロマンです。
大きくなるまで持っていてくれていたようです。
それからしばらくして、子供達もサンタさんの存在など信用もしなくなり、僕も現金で支給するような夢の無いクリスマスになっていた頃、隣の部屋に 新しくできた彼女が、まだ
幼い二人の娘を連れて越してきました。
そうです!またサンタさんになれたのです!
それから毎年イブの夜には枕元にプレゼントを置いて、翌朝に喜ぶ顔を見るのが嬉しくて幸せでした。
とっても素直な子供達で、お姉ちゃんは去年もう小学4年生でしたが、2年生の妹と一緒にまだサンタさんの存在を信じてくれていて、毎年僕が書くサンタさんからのお手紙とプレゼントを楽しみにしてくれていました。
子供達はイブの夜になると枕元にクリスマス用の大きな靴下を置いて寝てました。
そして、その靴下の中にはサンタさんへのお手紙が・・・。
「サンタさんへ、私はサンタさんのことが大好きです。
私は可愛いバックとデコエンが欲しいです。」
紙粘土で作った小さな謎のオブジェと一緒に入ってました。
妹の方は2色のモールをネジった謎のアクセサリーが入ってました。
とてもとても嬉しくて、そのアパートを引越してしまった今も捨てられずに大切にしまってあります。
今年は去年までのサンタさんからの手紙とプレゼントが届くことは無いでしょう。
とてもとても悲しくて切なくて、そのことを思うとサンタさんは泣いてしまいます。
でも、きっと新しいサンタさんからお手紙とプレゼントが届くと思います。
どうか、届いて下さい。子供達の夢と笑顔を守ってあげて下さい。
そして、世界中の子供達にパパやおじいちゃんからではなく、サンタさんからプレゼントが届くように心から願ってます。
いかがでしたか、再放送。
切ない話ですね・・・。
明日はクリスマス。
恋人達の為なんかじゃなく、子供達の笑顔の為の日であってほしいものです。
お腹をすかせてる子供がいませんように。
僕に出来る範囲のことはやります。
では、また次回