メリークリスマス!!
サンタさんを信じている全ての子供達の枕元にプレゼントは届いていたかな?
もし、まだ届いてないなら、今日中に届きますように。
というわけで今日はクリスマスとは何の関係も無い僕の大好きな話しです。
またまた、とある漫画のワンシーンで、3歳のケンタとそのひい婆ちゃんとのシーンです。
「ひい婆!オイラも鳥さんみたいに空が飛びたい!」
「そうかい、飛べるよ。毎日飛びたいと願って羽ばたいてみてごらん。」
それからケンタは来る日も来る日も空き地のドカンの上から両手をバタバタさせて飛び降りて一日を過ごしていた。
そんなある日、ケンタが怒った顔でひい婆ちゃんに詰め寄ってこう言った。
「ひい婆のウソつき!!オイラ毎日飛ぼうとしたけど、ちっとも飛べないじゃないか!!」
「あらあら、そりゃ残念だったねえ。諦めちまったんなら、もう飛べないねえ。」
「ぐっ・・・。」
鼻水を垂らしながら言葉を失うケンタ。
青年になったケンタは夢を諦めようとしている友人にその時の話をし、こう付け加えます。
「あのまま諦めずに羽ばたいていたからって、オイラが飛べるようになったかどうかは分からない。でも、ひい婆の言ってることは正しいぜ!」
不器用なやり取りですが、僕はこの漫画の1シーンがずっと心に残っていて、僕の子供が5歳の頃、子供に将来何になりたいかを聞いたときにこう答えた事があります。
「リュウは大きくなったら何になりたいんだい?」
「あるけど・・、笑われるから言いたくないよ。」
「パパがお前の夢を笑うわけ無いだろ。」
「うん・・・、僕ね・・・、ティガになりたいんだ。」
「ティガ?ウルトラマンティガか?」
「そう」
「おお!そうか!すげーな!なれるよ、絶対!!」
「本当に?」
「ああ!諦めなければ絶対なれるよ。」
「やったあ!うれしいな!で、僕どうすればなれるの?」
「そうだね、例えば、リュウが科学者になって、ティガそっくりのロボットを作って、その中に入ってリュウが操縦して悪者をやっつけたら、お前がティガってことだろ?」
「おお!なるほど!じゃ、科学者になればいいんだね!」
「そういうやり方もあるってだけさ。他の方法だってあるかもしれないぜ。」
「そっか、僕ティガになれるんだ。」
「諦めなければな。がんばれ!龍之介」
こんなやり取りがあった長男も、先日20歳の誕生日の日に一人暮らしを始め、バイトをしながら大学に行っているようです。
引っ越し先は教えてくれませんでしたww
長男と僕はとても仲の良い友達のような関係を続けてしまったせいで、どうしようもない甘えた人間が出来てしまった事に反省した僕が「出て行け!」と言った結果です。
引越し先など知らなくて当然!
むしろ喜ばしい、誇れる出来事です。
男として、父親の庇護の元から巣立ったわけですから、こんなにめでたい事はありません。
自分の足で立ち、自分の稼ぎで飯を食い、自分の名前で部屋を借りる。
これはもう立派な一国一城の主です。
日々成長の糧とし、卒業後に社会で認められ、必要とされる人間になる為の一歩です。
そんな現実の中で、それでも今の夢を諦めずに前を向いて胸を張って歩いて行ってもらいたいものです。
僕の周りには夢を諦めずに進んでいる人達がたくさんいます。
現実に押し流されてしまった僕が彼らに出来るアドバイスなど有るはずもなく、ただただ自分に出来る応援をすることしか出来ないけれど、そんな奴らが大好きです!
そいつらがいつか夢を諦めてしまっても、きっと大好きです!
そういう自分で有りたいと思ってます。
今年も残すところあとわずか。
気が付けば今年最後のブログになってしまいました。
不動産業界のカラクリや疑問の事を書いていた時期が懐かしい気すらします^^;
今や完全にネタが尽きて僕の私的ブログ・・・。
本当に僕と出会ってくれた全てのみなさん、ありがとうございました!
みんなのおかげで笑って過ごせた一年でした。
来年はマジメに仕事します!
なので宜しくお願い致します。
では、このブログは一時閉幕。
また来年^^