ご無沙汰しております。
ライブドアブログに移籍後初の投稿です。
欽ちゃん球団から西武ライオンズに移籍した気分で、心機一転がんばります!
先月はかなりバタバタしてまして、ブログを書く余裕もありませんでした。
家でご飯を作る余裕はありましたが・・。旨いし(元フランス料理のコックさんです)
さて、先日、公正証書契約なるものをやってきました。
今まで、客付け側として
「この物件の契約は公正証書契約にしますから」と言われた事はありましたが、
うちの契約書を公正証書契約にしたのは初めてです。
そもそも“公正証書契約”って何?っていう所からのスタートです。
簡単に言うと、家賃とかを滞納されて、なかなか払ってもらえない時って、
訴訟を起こした上で、裁判所から“強制執行”をしてもらい、通帳やら売掛金やらの差押えとかをやってもらう流れになる感じです。
そんな面倒くさい事やってられっか!という人の為に、予め不動産の賃貸借契約をした後に、その契約書の内容を元に、『公正証書役場』という所で“公正証書”という書類を作ってもらい、そこに貸主と借主と連帯保証人が出向いて、実印で署名捺印をして、その“公正証書”を『公正証書役場』で20年間保管してもらうのです。
そうすることで、前述の訴訟やら判決やらをすることなく、預金口座や給料の差押えが出来るらしいっす。
そこまでの実務を経験していないので、実際のところはどうやるか分からないですけどね。
で、公証役場に出向き、相談して、ひな形を作ってもらい、保証人用の委任状を郵送し、役場で締結し、それぞれに費用を払ってもらうという一連の流れを有難く経験させて頂き、感じた事は・・・・・
これって、不動産業者が間に入ってやる業務でヤンスか??
不動産会社は通常の賃貸借契約をいつも通りやれば良く、そこから先は貸主と借主が「じゃ、いついつに実印と印鑑証明書を持って、公正証書役場に来て下さいね」ってやるものじゃないのかな?
当然、うちはハンコも押さないし、バイオンマネジメントのバの字も出て来ません。
大家さんの奥さんが、しきりに「色々と本当にありがとうございます」って言っておりましたが、毎回奥さんがやってる事を全部僕が段取りしたからなんスか?
保証会社にも加入してもらっている今回の契約には、あまり必要が無かった気もしますが、
僕個人としては、良い経験と勉強をさせて頂きました。
ちなみに支払う手数料の額は、対象の目的の価格により決まるそうです。
不動産賃貸契約の場合は、税抜き家賃×契約期間らしく、さらに貸主借主の双務契約なので、
その金額の2倍が目的の価格となるらしいです。
今回は2,000万円超で、手数料は30,000円弱。
それを貸主借主が折半して支払う形としました。
ところで、更新の時ってどうするのこれ?
更なる課題が残ったが、2年後に考える事にした僕でした・・・。
では、まだまだ繁忙期に役立つ過去ブログはこちら↓
・2014年2月19日のブログ「解約予告期間って何?」
・2014年4月9日のブログ「保証会社って何?」
・2014年9月3日のブログ「VS悪徳業者の巻」
・2015年1月14日のブログ「退去時のクリーニング費用は誰が払うの?(再放送)」
・2015年1月21日のブログ「オトリ物件にご用心(リメイク盤)」
・2015年2月18日のブログ「鍵の交換費は誰が払うの?」
・2015年10月21日のブログ「敷金の返還~クソみたいな不動産屋に捧げる僕のジャッジ」
・2016年2月3日のブログ「ADって何?(デジタルリマスター版)」
・2016年8月31日のブログ「都市ガスとプロパンガス」
・2016年9月28日のブログ「部屋や事務所を借りるときの交渉術」
・2016年11月2日のブログ「立退きと定期借家」
・2017年2月1日のブログ「ゲスな不動産業者の見極め方」
・2018年7月5日のブログ「外国籍お断り問題」
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