またまた胸を締め付けられるニュースです。



 



13歳の女の子が二人で手を繋いで電車に飛び込みました。



 



とても悲しい。



 



彼女達は「今」から逃げたのかな?



それとも「未来」から逃げたのかな?



どちらにせよ、死にたくなるような「今」を作って、生きたく無いと思わせる「未来」を想像させてしまった事は、僕を含めた大人達にも責任は有ると思うんだ。



 



彼女達の気持は彼女達にしか分からない。



 



でも、向かってくる電車に飛び込むなんて勇気は、方向は間違っているとしても並大抵の勇気じゃ無いと思う。



まだ13歳の女の子が(まだ13歳だからなのか)、電車に飛び込む恐怖よりも大きな絶望を抱いていたなんて悲しすぎる。



 



 



本当につらい。



僕にとっては今だけの悲しみかもしれないけど・・・。



残された家族はこれからずっと悲しみと莫大な損害賠償を背負うことになるかもしれない。



轢いてしまった運転手さんは一生その記憶から逃れられないだろうし。



 



大人の視点で見るとたくさんの人達の立場から想像してしまう。



 



 



この事とは直接の関係は無いけど、国はゆとり教育を見直すとも言っているらしい。



「ゆとり世代」と呼ばれている人達からは、



「俺たちだって選んでゆとり教育を受けてきたわけじゃない!大人達の責任だろ!」って思うかもしれない。



 



なら、「ごめんなさい。大人達が間違っていました。」と言えば気が済むのかい?



大人になってからも、そうやって誰かのせいにして生きていくのかい?



そんなくだらない生き方はやめようよ。って思う。



俺らだって言われ続けてきたよ。「最近の若いもんは、何考えてるんだ。」って。



 



もう、自分で選んでいいんだぜ。



 



 



竹原ピストルっていうシンガーもCMで歌ってる。



「よう、そこの若ぇの、俺の言う事を聞いてくれ。



 俺を含め誰の言う事も聞くなよ。」って。



 



アブラジョーという僕と同年代のバンドのライブを観て感じた。



超絶な演奏の上手さ。そして力の抜けた自然体な感じ。



「凄い!カッコイイ!刀って研ぎ続けたらこんな切れ味になるのか!」



そんな印象で、自然と体が動いて拳を上げていた。



笑顔で演奏してるけど、“俺らまだまだ若い奴らにゃ絶対に負けないぜ”みたいな姿勢も垣間見えて、生き様として本当にカッコよかった!



 



そういう大人達を少しでも見れて、触れる事ができたら、ひょっとしたら何か少しでも「今」や「未来」も“そんなに悪いもんじゃない”って思ってくれるのかもしれない。



 



 



だからお願いだよ、子供達よ。



どうか死なないで欲しい。



俺のまったく知らない子供でも構わないから、俺に「助けて」って言ってくれ。



必ず助けにいくから。



助けに行けるよう、俺も頑張るから。



 



きっと屋上や駅のホームからダイブするよりは、勇気無くても出来るから。