不動産 チャリンコ社長の珍遊記

池袋東口にあります、「池袋で一番良心的な不動産屋」を目指し、
自負している株式会社バイオンマネジメントの社長 竹内のブログです。
不動産のこと(タブーなことも)、身の回りに起きたことを書いていきたいと思っています。

2019年01月

やってきました!引っ越しシーズン!

僕の会社も不動産会社の端くれ。

駅前の客付業者さんほどではありませんが、それなりに忙しくなります。



ありがたい事に、リピーターや紹介のお客さんが多いので、休日出勤も当たり前の状態です。



とはいえ今年も空室不足気味。苦戦は必至という感じです。

できる限り希望に近いお部屋に引っ越し出来るよう頑張ります!



さて、今日のタイトル「ぼったくりバーには気を付けろ!」ですが、当然ですね。

先日、僕の会社の管理物件にもそれらしき人達が入居してしまい、警察の画像チェックやら、契約書の提出やら、色々とやっかいな事になりました。



どうやら、出会い系サイトやら何だかで女性を使って男を引っかけて、

「行きたい店があるので、そこで飲みましょう」

と言って一緒に店に入り、カクテル数杯で何万円も請求され、金が無い時はコンビニまで連れて行ってお金を下ろさせるらしく、引っかかった男も、出会い系絡みだと恥ずかしくて警察にも駆け込めず、泣き寝入りするというような構図のようです。



それでも納得行かない人が警察に駆け込み、何度か警察が動いたようです。



捕まって欲しいのは山々なのですが、身柄を押さえられれてしまうと、家賃が入らない状態で荷物が残ってしまうという「塩漬け」状態になってしまいます。

それは一番困る!!!

かといって捜査情報を漏らす訳にもいかず・・・。

ま、契約者とはとっくに音信不通になっているので、漏らしようもありませんが・・・。



で、結局今回はどうなったかというと、

奇跡的に“もぬけの殻”になってました。



こういう「ぼったくりバー」を経営するのは、いわゆる“半グレ”と呼ばれる人達が多く、

契約者には身柄がキレイな人間を用意する事が多いので、不動産会社も入居前には判断が付かない事が多いです。



みなさんもくれぐれも気を付けて下さいね。



僕も気を付けます!!



ということで、毎年繁忙期恒例の

“引っ越しをする前に読んでおくべき、珠玉の名作過去ブログ”を貼り付けておきますので、どうぞご覧ください!!



・2013年11月6日のブログ「更新料について」

・2014年2月19日のブログ「解約予告期間って何?」

・2014年4月9日のブログ「保証会社って何?」

・2014年9月3日のブログ「VS悪徳業者の巻」

・2015年1月14日のブログ「退去時のクリーニング費用は誰が払うの?(再放送)」

・2015年1月21日のブログ「オトリ物件にご用心(リメイク盤)」

・2015年2月18日のブログ「鍵の交換費は誰が払うの?」

・2015年10月21日のブログ「敷金の返還~クソみたいな不動産屋に捧げる僕のジャッジ」

・2016年2月3日のブログ「ADって何?(デジタルリマスター版)」

・2016年8月31日のブログ「都市ガスとプロパンガス」

・2016年9月28日のブログ「部屋や事務所を借りるときの交渉術」

・2016年11月2日のブログ「立退きと定期借家」

・2017年2月1日のブログ「ゲスな不動産業者の見極め方」

・2018年7月5日のブログ「外国籍お断り問題」

さて、新年早々バタバタしている今日この頃、



僕の会社で管理している北区の戸建ての入居者さんから一本の電話が。



 



「玄関ドアの鍵の調子が悪くて、なかなか施錠に手間取るんで何とかしてもらえると有難いのですが・・・。」



 



なかなか外から鍵がかかり難いらしく、一度建具屋さんを呼んで調整してもらったらしいが、



かなり苦戦した上で、あまり改善出来なかったらしい。



 



建具屋さんに無理だったものを、元フランス料理のコックの僕に出来るとは思えませんが、



不動産業に従事して早10年。



“そこそこ頼れる不動産のパートナー”のキャッチコピーを掲げる我が社としては、



見過ごす訳には行きません。(仕事だし)



 



原因がシリンダーなのか建具なのかは定かでは無いが、翌日新しいシリンダーを持って向かいました。



 



ただ、マンション用のドアと、戸建てで使われてる引き戸とは難易度が段違いなのです。



それを入居中の物件で行うには相当の覚悟が必要です。



 



なので、会社の工具では頼りないので予め自宅から電動工具とヘッドランプを持参して準備万端。手順も再度ネットで確認して頭に叩き込み、いざ出陣!



 



土曜日の夕方という事もあり、家族全員在宅しており、プレッシャーも4倍!!



 



おもむろに現地を確認すると、確かに鍵がかかりにくい。



 



上手くいかなかった時の保険の為に、ご主人に



『引き戸の鍵の調整は本当に難しいんですよ。』と5回くらい繰り返し伝え、作業開始。



 



ん?・・・ご主人。あなたそこでずっと見てるの?



まるで生徒か監視役のように真後ろで作業を凝視するご主人。



 



『大丈夫、私失敗しないので。』とドクターⅩばりのセリフを吐く自信もなく、



刺さるような視線を背中に浴びながら電動ドライバーを駆使して一旦交換。



 



結果・・・失敗。



 



引き戸の鍵は、2枚のドアのそれぞれに「凹」と「凸」の器具を取り付けるのですが、



只の「凸」じゃ無いんス。



「凸」プラス「フック」の二重構造なんです。



「フック」があるという事は、高さはもちろん、近すぎても遠すぎてもダメなのです。



基本的に引き戸のレール幅や隙間は規格通りなのですが、築年数が古いと、だいぶズレも生じてきます。



そういう時の為に、シリンダーの交換セットには厚み調整の為のプレートや化粧プレートが何枚も付属されているのですが、この微調整が素人には死ぬほど面倒くさいんス!!



 



外側のドアにプレートを1枚かましてみるも・・・失敗。



さらに内側のドアにもプレートをかましてみると・・・施錠は可能だが固い。



色んなパターンを試して、ようやく厚みは掴んできたものの、その度に高さと左右を微調整。



 



作業開始から約1時間。



完璧とまでは行かないが、ほんの少し引っかかる感じはあるが、通常の使用に支障が無い程度まで調整できたので、入居者さんに確認してもらうと



「おお!!全然良いですよ!凄いですね!」と褒めて頂きました。



(内心、ドキドキでしたけどね)



 



ついでにお風呂の蛇口も調整して、「出来る不動産会社」をアピールしておきました。



(バラして元に戻しただけですが・・・。)



 



大家さんにはシリンダーの代金だけ頂く事にします。



こういう日は飯が美味いので、それで良しとします。



 



 



それにしても、もう引き戸は懲り懲りでヤンス。



 



では、また来週!



みなさん、良いお正月を過ごしましたか?



僕の会社も史上初の9連休を頂きました。



 



実家に帰ったり、海外に旅行に行ったりと有意義に過ごす方が多い中、



9日間のうち、8日間はマイタウン小手指で過ごしました。



細かく言うと、ほぼコタツの中で過ごしました。



 



ま、良い正月でしたが、こんなに長期間はいらないッス。



夏なら有難いですが、冬は45日がベストな気がします。



 



なんなら、まだ眠たいくらいです・・。



 



去年は全体的な好景気な感じがしましたが、



今年は空室も少ないので、苦戦する予感しかありません。



消費増税も不動産賃貸業者にとっては、追い風どころか、事務所や店舗の家賃の消費税が変わるので、支払額が変わるので、各テナントさんと大家さんとの調整が必要になります。



僕は池袋で一番良心的なので、管理物件じゃなくても契約したお客さんの分は、分かりやすく金額を入れた書類を作って貸主と借主に届けたりしてます。



 



いや、でも小売業者さんやレジのシステム開発者さんなんかは、すでにブチ切れて仕事してそうですよね。



ただ税率が上がるだけでも大変なのに、扱う品物や、持ち帰るかどうかや、カードか現金かで税率が変わったり、還元があったり無かったりなんて、気が狂いそうです。



 



本当に、税金の使い道をちゃんと考えて欲しいものですね・・。



 



元号も変わるから細々とやること増えるねー。めんどくせー。



 



新年早々、ネガティブな発言からのスタートですが、今年も頑張りますので、宜しくお願い致します。



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