昨日の夜に1通のLINEのメッセージが届きました。
「竹内さん、わたしジュエリーデザインの日本一になりました!」
LINEの相手は今から10年以上前に、飲食店の店舗開発と統括マネージャーをやっていた頃のアルバイトの女の子からでした。
女の子といっても、今はもう30歳を越えた立派な女性ですが・・^^;
その当時から、ずっとアルバイトを続けながらジュエリーデザイナーを目指していて、自分でデザインしたたくさんのイラストが描かれたスケッチブックを僕に見せて、夢を語ってくれた子です。
すごく真面目で、一生懸命で、それ故に他の学生アルバイトや社員に対して納得がいかず、度々衝突しては僕に相談しに来るようなまっすぐな子でした。
僕がその会社を辞めて、後に自分でカフェを始めた時もよく手伝いに来てくれて、その時もまだ夢を追い続けていていました。
その後、何社かジュエリーメーカーに就職したものの、なかなかデザインの仕事はさせてもらえなかったらしく、悩みながらも夢を諦めずに頑張っていたようです。
去年、何年ぶりかに連絡が来て、念願のハイジュエリー(高級な宝飾品)のデザインをやれる事になったと言われた時はすごく嬉しくて、その後もSMAPの草薙君主演のドラマで自分のデザインしたジュエリーが使われる事を報告してくれたり・・。
そして昨日はついに「日本ジュエリー大賞・内閣総理大臣賞受賞」というジュエリーデザインアワード2016における最高位を受賞したのです!
はい!ジャジャーン!!↓
モデルさんが身につけるとこんな感じになります。↓
カッコいいぜ!!!モデルさんの綺麗さもあるけど・・・。
しっかりとネットの記事に名前も載ってました。↓
もちろんそれは所属している会社や製作してくれる技術者さんの協力無くしては成し得なかったのでしょうけど、それを動かし掴み取ったのは個人の努力だと思います。
嬉しい!!めちゃめちゃ嬉しい!!!
思わず泣いてしまいました><。。。。
まだスタートラインに立っただけなのかもしれないけど、立派な一歩です。
世の中にたくさん居るであろう夢に向かって頑張ってる人達も諦めないで進んで欲しい。
それと同時に思うことは、「諦めたっていいんだよ」って事です。
上手くいかなくたって、進もうとしていた道じゃなくたって構わない。
胸張って笑って生きていて欲しい。
嬉しい知らせが届くのはもちろん嬉しいけれど、辛い時に連絡してくれるのは、男としてはもっと嬉しい。
だから僕はこう伝えました。
「瀬川がデザイナーで成功しようが、まったく違う道を歩もうが、
俺の誇りで、大切な宝物であることには何も変わらないぜ!」
「でも、やっぱり嬉しいなー。」と。
今月は何かと良い事が起こりそうな予感がします^^
コメント