こんにちは、“無冠の帝王”カーロス・リベラです。



 



今年も残すところあと1ヶ月。



空前絶後の空室不足のせいで、各物件で熾烈な争奪戦が繰り広げられている今日この頃、



みなさまいかがお過ごしですか?



 



空室が無ければ、我々も飯の食い上げ。



来年は地獄を見そうな予感です。



何としても年末ジャンボを当てなければいけない気がしております。



 



そんな昨今、巷では“絶対君主”カルロス・ゴーンさんが捕まったという話題で持ち切りです。



 



どうやら、会社を私物化し、年収を少なく報告し、株の損失を会社に肩代わりさせ、



独裁の限りを尽くしたかららしいです。



 



 



  何がいけないの?



  俺だよ。



  ゴーンだよ。



  ビーンと間違ってない?



  知らないの?俺の事。



  うそでしょ?



  あの、伝説のV字回復覚えてない?



 



と、留置場で目を丸くしている事は言うまでもありません。



 



だって、当時2兆円もあった日産の負債を、4年で返済して黒字企業に変えたんですよ。



2兆ですよ、2兆。



1,000億円の20倍ですよ?ゼロが12個並ぶんですよ?



それを返したんだから、その1%の報酬を手にしたとしても200億円。



ま、大規模なコストカットをして成し得た結果だから、



いきなり数百億円を頂いたとしたら、そりゃ切られた派遣社員も「ふざけんな!」って思うでしょうから、



『ま、直接報酬って形じゃ無くても、ビルとか株とか経費とかね・・。その方がいいっしょ。』



って事で、半分会社を私物化したくらいでガタガタ言うんじゃねー!と。



 



そんな風に僕は思うのです。



 



だから、部外者はもちろん、



今の日産の経営陣だって、「立て直してもらったらもう用済み」みたいな事言っちゃ、



ちょいと恩義に反するってもんです。



 



ただ、ゴーンさん、



悪くは無いけど、粋でも無いやね。



日本人には「美学」ってのが在りやす。



立て直して、身を引いて後進に道を譲ってりゃ、歴史に名を残す偉人になれたんじゃ



ないですかい?



もっとも、追い出そうとする輩にも美学が無いから、どっこいどっこいですかね。



 



ということで、



最後に、今日の僕の心の叫びをお聞き下さい。



 



 



『俺は絶対に後進に道なんか譲るもんか!バカヤロー!!』



 



ではまた来週